タイトル:赤い部屋 |
ホラー・怪奇 |
その部屋は、一面の赤に覆い尽くされている。 天井から床、家具の全てが赤。 1歩中に入ると目が痛くなってしまう光景に、俺は思わず眉を顰めた。
そもそも、何故俺がここに居るのか。
フリーターである俺は、新聞に掲載されていた求人欄の1つの記事に目を留める。 給料は破格。短期のバイト。 この仕事をすれば、4ヶ月は暮らせる。贅沢は出来ないだろうが、食うには困らないだろう。 直ぐに机の上にある携帯を取り、電話を掛けた。
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666 2008年09月19日 (金) 02時16分(216) |
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題名:電話の女 |
トゥルルル・・・・・・ トゥルルル・・・・・・
「・・・・・・はい」
2度目のコールが終わり、3度目のコールで女が出た。 声には覇気がなく、印象的には暗い女、と言った所だろうか。
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667 2008年09月19日 (金) 02時17分(217) |
題名:不快な質問 |
「…… あぁ、短期アルバイトの申込みですか」
言い終わらないうちに女はチッと舌打ちした。 応対の口調も急に粗略になる。 新聞に求人を掲載しているといえど、まともな会社ではなさそうだ。
「仕事の前に確認することになってるんで訊くんだけど、 今罹っているの病気は?友達と注射回し打ったりは?金属アレルギーは?・・・・」
面倒だったが、適当に相槌を打った。 質問の内容から察するに、いわゆる「治験」のアルバイトなのだろう。 気味は悪いがカネの為だ。
「…あー、そう。 じゃあ、今晩9時、大町駅東口の第二コインロッカーに。 一秒でも遅れたら、この話は無かったということで」
俺の返事も待たずに、女は受話器を叩き切った。
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66k 2008年12月21日 (日) 16時20分(226) |
題名:a |
a
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a 2009年02月18日 (水) 19時23分(236) |