柳葉、「踊る大捜査線」また続編 [ 12月13日 10時29分 ]
日刊スポーツ
大ヒットした「踊る大捜査線」シリーズの人気キャラクター、柳葉敏郎(43)演じる警視庁管理官を主人公にした映画「容疑者 室井慎次」(君塚良一監督、来年8月27日公開)が製作されることが12日、分かった。管理官が捜査のミスで追いつめられ、逮捕される設定。現在ユースケ・サンタマリア(33)が演じた人物を主役にした映画「交渉人 真下正義」(本広克行監督、来年5月7日公開)も撮影中で、「踊る」ワールドがさらに広がりそうだ。
「容疑者 室井慎次」は、捜査上の「ミス」を指摘された室井管理官(柳葉)が逮捕されてしまう衝撃的ストーリー。ビシッとした姿で登場してきた室井が、白シャツ、ノーネクタイ、無精ひげに手錠という姿をさらす。また、室井の過去、独身の理由なども描かれるなど「踊る」ファンには見逃せない内容になりそうだ。地下鉄の不審車両暴走事件を描いた、現在撮影中の「交渉人-」にも、室井管理官逮捕につながる伏線が織り込まれるという。
柳葉は00年の「チャイニーズ・ディナー」以来4年ぶりの映画主演で、やる気を見せているという。メガホンをとるのは、シリーズで脚本を担当してきた君塚良一監督(46)で、柳葉について「完ぺきにやってくれると思う」と期待している。キャストはほかに、筧利夫(42)真矢みき(40)が管理官として登場。現場刑事に哀川翔(43)、室井を弁護する新米弁護士に田中麗奈(24)、追い詰める側の弁護士に八嶋智人(34)らが決定。来年3月にクランクインする。
「踊る」の主人公、青島刑事を演じる織田裕二(37)はじめ、深津絵里(31)ユースケ、水野美紀(30)らは出演しないが、亀山千広プロデューサー(48)は「うまくいけば湾岸署(の話)に戻りたい。ユースケと水野を『夫婦刑事』にしてもおもしろいかも」と、「踊る」の世界がさらに増殖していくことを明言した
2004年12月13日 (月) 16時55分