最終更新日:2022/01/10
フレッツ光・Bフレッツ関係のサービスをご利用されているお客様を中心に、当サービスの表示に遅延が生じることがあります。
その日もしくは定期的に、開くまでに時間が掛かるが、2回目以降からはいつも通り開くと言う症状が目立った症状です。
インターネットの住所にあたるIPアドレスには、現在IPv4とIPv6と言う2種類のIPアドレスが存在しています。
IPv4:***.***.***.*** (ドットで区切ります)
IPv6:****:****:****:****:****:****:****:**** (コロンで区切ります)
現在でもなおIPv4のIPアドレスが主流なのですが、非常に残念なことに、IPv4のIPアドレスには、空きが無く、枯渇問題が発生しています。
そこでインターネット上の住所にあたる、IPアドレスを、順次IPv6へ移行する事が計画されており、インターネット上で情報を公開しているサーバ側から、順次IPv6の導入を進めております。
このお引っ越し作業にも、いろいろな問題が発生しており、IPv4とIPv6は、相互に接続が出来ないことから、気軽にIPv6への切り替えが進まず、IPv4とIPv6の同時対応と言う作業が必然となってきます。
このような問題に対応すべく、ルーターやパソコンのOSは、いち早くIPv6への対応を完了しており、ほとんどのパソコンやルーターなどは、IPv6に対応しております。
Bフレッツやフレッツ光系サービスも、内部サービスにIPv6を導入しており、ここが今回の遅延問題の原因となっています。
フレッツ光が導入しているIPv6のおかげで、パソコン側は、IPv6に対応したサイトにも、アクセスが出来ると誤認しているのです。
この問題を解決するには、フレッツ光からインターネット側の接続プロバイダーが、IPv6に対応する必要があり、現時点では未対応のままです。 2011年夏頃から順次提供が始まる予定です。
せっかく掲示板としましても、上記フレッツ対策として、DNSサーバの設定を行い、完全なIPv6からのアクセス以外は、IPv6からもアクセスが出来ますと言う情報を伏せることにしています。
しかし、少しずつプロバイダー側もIPv6への対応を進めていることから、現時点では下記の通りNTT東日本の公式発表の対応が最善の対策のようです。
公式のフレッツ光サイトからも、特設ページが設けられており、下記の通りアナウンスされています。
→ BフレッツのIPv6アドレス割り当てに関する注意事項 (NTT東日本のサイト)
1.公式のフレッツIPv6セットアップツールをインストールする
2.OSのネットワークの設定にて、IPv6の機能を解除する
詳しくは上記、NTT東日本のサイトをご覧ください。